プラセンタ注射
プラセンタとは人の胎盤を意味します。
そこから抽出された「プラセンタ」には、各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養素や、細胞増殖因子、免疫強化物質などが含まれており、細胞を活性化させる力があります。
薬としても50年以上の歴史があり、様々な症状・疾患に効果があり、医学的・科学的な効果も確立されています。
効能
新陳代謝の促進と血行の改善
- 疲労回復
- 肌質の改善
- 冷え性の改善
- 肩こりの改善
- 肝機能障害、二日酔いの改善
自律神経の乱れの調整
- 頭痛、肩こり、不眠、神経症などの改善
卵巣機能の活性化による女性ホルモンバランスの調整
- 更年期障害の改善
- 月経困難症、生理痛の改善
炎症の抑制と免疫機能の増強効果
- アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、喘息の症状改善
- 風邪の予防
方法
個人差はありますが、定期的に受けられる場合、週1~2回が平均的です。
料金表はこちら美白注射
美白成分、抗酸化成分をたっぷり配合し、肌トラブルの改善や日焼け後の鎮静にも大変効果的な注射です。
効能
皮膚の新陳代謝促進・メラニンの分解
- シミ、クスミの改善
- ニキビ跡の改善
- 炎症後色素沈着の改善
抗酸化作用
- 老化予防
抗炎症作用
- 日焼け後の鎮静
- 肝斑の改善
方法
ご自身の症状に合わせて、静脈注射を行います。
個人差はありますが、定期的に受けられる場合、1~2週間に1回というのが平均的です。
リスク・副作用
- 針を刺すときの痛み
- 針を刺した場所の赤み、内出血(青あざや黄色いあざ)
- ごくまれに、発疹、腹部の不快感
白玉注射
白玉注射(美白点滴)は、美白効果の非常に高い『グルタチオン』という成分を高配合した、美白を目的とした点滴です。
グルタチオンとは、動植物の細胞に多く含まれていて、代謝酵素の働きに大きなサポートをしている抗酸化物質のひとつです。
美白やアンチエイジングに効果のあるグルタチオンは、わたしたちの体内にも多く含まれています。ところが、グルタチオンは20代をピークに減少してしまいます。20代以降は自分で補っていかない限り増やす方法はありません。
強い紫外線やストレス、喫煙などにより過剰に発生した活性酸素により皮膚内の中性脂肪が酸化してしまうと、それは過酸化脂質となります。過酸化脂質にたまったメラニンが蓄積されて、シミやクスミの原因になってしまいます。
また、過酸化脂質には、細胞を壊す働きもあります。酸化されたものは「さびる」という状態になり、細胞が錆びついてしまうのが老化の始まりです。
グルタチオンは抗酸化作用によって過酸化脂質を還元させ、排泄する働きがあり、美白やアンチエイジングに対して非常に効果の高い成分です。
グルタチオンは水溶性が高いので、内服薬などで補ったとしても胃腸からはあまり吸収されないため、消化器官を通らず、全身へ行き渡らせるためには、点滴や注射での摂取がベストです。
効能
高い抗酸化作用
- アンチエイジング効果
メラニン生成抑制作用
- シミ、クスミの改善
- 炎症後色素沈着の改善
- 美白効果
抗アレルギー作用、肝機能の改善
方法
約15分時間をかけ点滴します。より効果を実感いただくには、まず最初の5週間は1週間に1~2回、以後は2~4週間に1回のペースで受けていただくことをおすすめ致します。
リスク・副作用
- 針を刺すときの痛み
- 針を刺した場所の赤み、内出血(青あざや黄色いあざ)
- ごくまれに、発疹、腹部の不快感
にんにく注射
肉体疲労時の栄養補給に効果的なビタミンB1を効果的に配合した注射です。 ビタミンB1の役割は、摂取した糖質を分解し、体や脳が活動するのに必要なエネルギーに変える働きを助けます。 ビタミンB1が不足していると、糖質からエネルギーを取り出せないので元気がでないばかりか、分解されなかった糖質はやがて脂肪になり、肥満につながってしまいます。 また、ビタミンB1は筋肉にたまる疲労物質である乳酸の除去の役割もありますので、不足していると疲れのたまりやすい体質になってしまうのです。ビタミンB1には、細胞を活性化し、新陳代謝を高めて疲労物質(乳酸)の分解を促して速やかに排出させたり、体内で糖質を燃焼させ筋肉や神経の働きを活性化する効果があります。
効能
疲労物質の乳酸の分解を促進
- 疲労回復
- 筋肉痛の改善
- 活力増強
- 肩こりの改善
新陳代謝の促進
- 二日酔いの改善
ストレスの緩和
方法
症状に合わせて、静脈注射を行います。
個人差はありますが、定期的に受けられる場合、1~2週間に1回というのが平均的です。運動をしている方や仕事がハードな方、ストレスの多い方は1週間に1~2回の接種をお勧めしています。
当院では、2種類のにんにく注射をご用意しています。
リスク・副作用
- 針を刺すときの痛み
- 針を刺した場所の赤み、内出血(青あざや黄色いあざ)
- ごくまれに、発疹、腹部の不快感
肩こり注射
肩こりのつらい部分に、プラセンタと鎮痛・血流促進効果のある成分を注射し、症状の改善を図ります。何をしても肩こりが改善しない、つらくて日常生活に支障をきたしているかたなどにおすすめの注射です。
効能
新陳代謝の促進と血行の改善
- 疲労回復
- 肩こりの改善
自律神経の乱れの調整
- 頭痛、肩こり、不眠、神経症などの改善
方法
肩こりのつらい部分に直接、筋肉注射を行います。
個人差はありますが、定期的に受けられる場合、1~2週間に1回というのが平均的です。非常に症状の強い方には1週間に1~2回の接種をお勧めしています。
リスク・副作用
- 針を刺すときの痛み
- 針を刺した場所の赤み、内出血(青あざや黄色いあざ)
- ごくまれに、発疹、腹部の不快感
高濃度ビタミンC点滴
ビタミンCの様々な効果については広く知られていますが、人間は万能薬ともいわれるビタミンCを自分自身で作り出すことはできません。
そんな中、ビタミンC本来の効果を得るためには1日2~5g程度の量が必要とも言われています。
また、ビタミンCは水溶性で余分なものは尿として排泄されてしまうため、効率的に摂取するのが難しいビタミンです。
しかし、高濃度ビタミンC点滴で血中のビタミンC濃度を一気に上昇させることにより、様々な効果が期待できるようになります。
治療は、疾患によって、また、個人差がありますが、通常は、15g~25gを2週間に1回のペースで2~5回で、効果がでております。
高濃度ビタミンC点滴の美容効果
ビタミンCは、皮膚や血管の老化を防ぎ免疫力を高める働きを持つ抗酸化ビタミンです。
コラーゲンの合成に働いて骨を丈夫にしたり、肌にハリを持たせる効果があります。シミ予防などの美肌効果や皮脂分泌の抑制、抗ストレス効果をはじめ、多様な生理作用を持っています。
ビタミンCをサプリメントなどで摂取する方も多いと思いますが、ビタミンCはとても不安定な性質をもっており、小腸や肝臓で吸収される前に壊れてしまうこともあります。
高濃度ビタミンC点滴では、直接体内にビタミンCを入れることができるため、内服では得られない飛躍的な効果を得られます。
こんな方におすすめ
- シミが気になる方
- 美肌を目指したい方
- ストレスをやわらげたい方
- にきびが出来やすい方
- お肌のハリや弾力が気になる方
- 風邪をひきやすい方
- 疲れやすい方
ビタミンC点滴製剤について
ビタミンCはとても不安定なため、成分自体が変質しやすく国産の点滴用ビタミンC製材には防腐剤が添加されています。
これを高濃度で使用すると、防腐剤も一緒に体内に注入されるため、高濃度点滴には不向きです。
当院では、防腐剤の入っていない安全性の高い製材を使用しています
防腐剤不使用製剤
高濃度ビタミンC点滴では防腐剤の入っていない、マイラン社製の薬剤を使用します
海外から冷蔵空輸されたビタミンC注射薬を使用
ビタミンC注射薬は温度に不安定なため、製造工場からクリニックに届けるまで2~8℃の冷蔵保管が義務づけられています。
ところが、中にはこの規則を守らないで、冷蔵せずに輸入する業者がいます。
当クリニックでは、唯一アイルランド工場から冷蔵コンテナで日本に輸入しているマイラン社製ビタミンC注射液を使用しています
高濃度ビタミンC点滴とがん治療
がんに対する高濃度ビタミンC点滴療法は、1970年代から行われていますが、否定的な論文が続けて発表されたため、その後はあまり注目されることはありませんでした。
しかし、2005年に米国・国立衛生研究所(NIH)の科学者が共同で「高濃度のビタミンCはガン細胞を殺す」という論文をアメリカ科学アカデミー紀要に発表しました。
続いて、2006年3月には高濃度ビタミンC点滴療法で長期生存を続けているガン患者についてカナダ医師会から、2007年には「高濃度ビタミンC点滴療法がガン患者の痛み、倦怠感、食欲低下、不眠などの諸症状を改善し、QOL (生活の質)を改善する」と韓国医師会雑誌に論文が発表されています。
そして、現在はアメリカやカナダの多くの医師らが高濃度ビタミンC点滴療法をガン患者に行うようになり、この治療を受ける患者の数は急増しています。
高濃度ビタミンC点滴療法だけでがんが完治するということではありません。現在、標準的に行われている手術や化学療法・放射線治療などの効果増強や副作用軽減を目的とした補助療法として注目され、患者様のQOL(生活の質)を向上させる効果が期待でき、生存期間を延長させることが可能といわれています。
高濃度ビタミンC点滴の抗がん作用について
ビタミンCを使ったがん治療に関しての実験で、いろいろな濃度のビタミンCを入れた人血清培地で膵臓癌、大腸癌、悪性黒色腫、骨肉腫の4種類の悪性細胞を培養した結果、400mg/dL以上のビタミンC濃度では悪性細胞は生存できないという結果が得られました。これが今日の「ビタミンCが、がん治療に効果がある」という根拠になっています。
ビタミンCは、血管の外に出ると過酸化水素を作り出します。正常細胞はカタラーゼという酵素が過酸化水素を中和するので影響をまったく受けません。
一方、ガン細胞の多くはこのカタラーゼが欠乏しているために過酸化水素を中和できずにダメージを受けて破壊されてしまいます。つまり、ビタミンCは高濃度になると栄養素ではなく抗ガン剤として働きます。
さらに、がん細胞はブドウ糖を取り込みやすいという性質があり、ブドウ糖と構造が似ているビタミンCはがん細胞に取り込まれやすいという特徴があるため、効果的にがん細胞に影響を及ぼすことができるのです。
高濃度ビタミンC点滴療法が適応となる方
- 標準的ガン治療が無効の場合
- 標準的ガン治療の効果をより確実にする
- 標準的ガン治療の副作用を少なくする
- 良好な体調を維持しながら寛解期を延長させる
- 代替治療として希望する場合など
有効な抗ガン剤や放射線治療がある場合は併用を推奨します。この治療が有効なガンの種類についてはまだ研究段階です。
リスク・副作用
副作用は非常に少ないですが血管穿刺部位の痛み、頭痛、吐き気などの症状が起こる場合があります。
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。
治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
高濃度ビタミンC大量療法が受けられない方
- 腹水のある方
- 腎臓機能の弱い方
- 脱水症状の方
- 病状が極端に悪化している方
- 透析中の方
天然の抗ガン剤の他、こんな症状にも適応
癌ではないが癌が心配な方にも予防投与が可能です。
また、なんとなく元気がない、ストレスを解消したい方、ビタミンCの不足(人体ではビタミンCはつくれない)、顔の艶をよくしたいなど美容的な目的などでも行っておりますのでお気軽にご相談ください。
また、下記症状にも効果的と思われますのでご希望の方はご相談ください
適応疾患
- 抗ガン作用
- 遺伝子修復作用(慢性B型、C型肝炎)
- 慢性炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎・膠原病、リウマチなど自己免疫疾患)
- 脳の血流をあげる作用(脳梗塞後の後遺症、認知症、高血圧、その他)
- 免疫機能強化(花粉症、アトピー性皮膚炎、風邪予防、疲れた時、慢性疲労症候群)
- 抗酸化作用(老化防止、生活習慣病)
- うつ状態改善作用【脳のセロトニンを分泌させる】(うつ状態、やる気がでない状態)
- 脳の機能低下、メラトニンの分泌低下(不眠症)
- 美容効果
- メラニン合成抑制作用(美白効果、肝斑の改善)
- コラーゲン合成促進作用(しわ、たるみ)
- 肌の保水力促進作用(乾燥肌の改善)